【今日のDBグッズ その207】
Dragon Ball Action Figure : JUICEメーカー:IRWIN
発売時期:2000年
基本的に、ペキンさんは海外製のフィギュアはあまり本格的には集めないのです。
理由は、
「ヒデェ出来なのが多いから」。
そんな、大抵の場合は造型も甘く、ずんぐりむっくりだったりする海外製フィギュアなのですが、作りがヒドすぎたり、チープすぎたりすると、グルリ一周回って、逆に欲しくなったりしちゃうんですよね。
2000年頃、アメリカを中心にドラゴンボーブームが巻き起こった時に、ブリスター入りフィギュア収集というブームに便乗してドラゴンボールフィギュアの粗製濫造を行ったメーカー「IRWIN」。
そんな中から、今回はギニュー特戦隊のイケメン担当「ジース」のフィギュアを紹介。
某フィギュアショップで105円で売ってましたが、2週間以上売れてなかったので捕獲。

ホラ、ね、もうブリスター越しにアメリカンな雰囲気が漂ってきますよね。
キャラクターの識別は出来る程度に「ジース」なのですが、そのハニワみたいなポーズというか、胴の長い造型のバランスというか、いやぶっちゃけヒドいと思います。
裏面に、シリーズでリリースされているキャラクターが並んでますが、主役級が一人もいないてのがスゴい。
ちょっと顔をアップで見てみます。

これは完全に
目がイッてます。1994~5年頃に日本国内で販売された彩色フィギュアもたいがいヒドい出来だったんですが、群を抜いてます。
半開きの口といい、瞳孔が開いて視点の定まっていない目といい、ほんともうちょっとなんとかならんかったのでしょうか。

オプションとしてスカウターも付いてるんですが、耳のトコロにそのスカウターを刺すためのでっかい穴が。
もうちょっと、さりげない穴に出来なかったんでしょうか…
顔の側面に大きな穴が開いてて、この表情。
桃白白にベロで殺されたとしか思えない。このフィギュアはあまりにインパクトが大きかったのでつい買っちゃいましたが。
フィギュアのサイズが小さい上、ブリスターの未開封保存をする場合はすげぇ場所を食っちゃう。
おまけにロクに価値が無いし、造型も微妙。
正直言いまして、まるでいいトコなしのフィギュアなので…恐らく今後もシリーズとしては積極的には集めないと思います。
そんな微妙なIRWIN製フィギュアですが、1996~2002年頃の、DBGT終了からDB再ブームまでの間の「DB冬の時代」にはDB関連の新グッズやフィギュアが出なかったので、一部DBマニアの間では珍重されたんだなぁ…と昔を思い出して少ししみじみしてしまいました。