【DBクイズ対決までの道・その3】オーディション結果・そして自宅ロケ。
ドラゴンボールオーディションから数日後。
番組担当者の○○さんから、最終選考の10名に残っているとの電話連絡がありました。
そして、提出した問題案について、若干のダメ出しを受けつつ、追加問題の作成を依頼される事に。
【問題について説明しよう!】
この、クイズ対決で使われる問題。
実はオーディション申込段階から「数問の例題を作って下さい」という形で募集はかかっていたのです。
それを元にTVスタッフ側が会議で話し合った結果、その中から使用する問題を選ぶのです。
(ゴールデンで放送する内容であるため、マニア以外にもウケのいい問題にする必要がある)
さらに、問題を作る上で以下の制約がありました。
・答えが「数値」や「英数字」などになる問題はNG。
→視聴者は見ていて面白くないし「なるほど」感が無い。問題が単調になりがち。
(問題例)「カメハウスの住所は?」「セルゲームの開催日は?」「ラディッツの戦闘力は?」
「ブルマがドラゴンレーダーを直していた時の時計の時刻は?」など
・出題範囲は、原則として「原作全42巻」及び「アニメ」の範囲内であること。
ただし、大全集で補足されている設定や事象については出題の範囲内とする。
→TVゲームやカードゲーム等、他のジャンルに飛び火するとキリが無いため
・マイナーなキャラや出来事にスポットを当てた問題は使われにくい。
→作品を象徴するようなキーワードにまつわる問題の方が視聴者に伝わりやすいため。
例えば「神龍」「かめはめ波」「天下一武道会」などのキーワードが望ましい。
…という制約があったのですよ。
実際の放送を見て、「なんでもっと重箱の隅を突いたような、激ムズ問題を作らなかったのか」と思ったDBファンも多いと思います。
「作らなかった」のではなく「作ったけどTV的では無いので使われなかった」のです。
ガチ対決も大切ですが、それ以前にTV番組ってのは「ショー」=「見世物」でもあるワケですからね。
見ている人に理解しやすいもので無いといけない。そういう制約を踏まえつつ、難易度の高い問題を目指したワケです。
これがもし、マニアVSマニアのガチンコ勝負で、更にゴールデンでは無く深夜番組だったなら、問題の制約も無くもっと難しい問題になったでしょうね。
(しかし、DBを知らない視聴者は完全に置いてきぼりなので…視聴率至上主義のTV業界では企画自体難しいでしょう)
とりあえず、少年ジャンプ本誌及び劇場版アニメから、さらに問題をいくつか作成。
(原作&TVアニメは、もっと詳しい人が良問題を作ってくれればいいので)
番組担当者にメールでお送りして、続報を待つことにしました。
===【数日後】===
番組担当者から連絡が…来ちゃいました…!
本戦に出場する4名の中に選ばれてしまった、との事。マジですか。
もっと凄い猛者が多数応募してくるだろうから、どうせ予選で落ちるし。
番組に出なくて済むなら、問題だけでも使って貰おうかな…と軽い気持ちでエントリしたのが、ご覧の有様だよ!
…とかくTV局ってのは、オタクをイジる傾向にあるので。
あまりTVで姿を晒す、ってのは乗り気じゃなかったのですが…しかしながら乗りかかった船。
せっかく選んで頂けたので、番組に参加させて頂く方向で、話を進める方向にいたしました!
===【さらに数日後】===
MAXパフォーマンス用の映像を撮るため、プロデューサーのY氏とADのWさん、カメラマンさんの3名が自宅にやってくる事になりました。
TV放送では数十秒の映像ですが、実際は半日程度ガッツリ撮影されています(笑)
番組中のインサート映像で使用する、ジャンプ本誌の物撮りなんかも行っていました。
いやー、あんな黒い布一枚で、立派なインサート映像が撮れるんですね…!横から見ていて驚きです。
撮影内容は
・玄関からTVクルーがお邪魔する様子
・各部屋の様子の紹介
・グッズ収納部屋で、各種グッズの紹介
・戦いを前にしての意気込みとインタビュー
などなど。
…少しやり過ぎの演出を求められる事もありましたが、そこは「本業に支障をきたすから」とバッサリカットをお願いしました。
やはりTV局ってオタク=マイノリティ=気味が悪い、って映像を撮りたくなるんですかねぇ…。
具体的にどのような演出を求められたかは控えますが…(あんまりここで暴露して、まとめブログで拡散するのもイヤなので)
あの演出が放送されて、視聴者が丸ごとそれを信じたりすると、色々怖いなぁとか思ったりもしました。
流石に毎日フィギュアを愛でている訳もないし、自宅でガチャ何百回も回してるワケでもないですから!
※ 本放送では、部屋の紹介が主で、無難にまとまっている感があったので安心はしましたが…
東野さんたちのツッコミには、素人相手でも容赦ねぇなぁと思いましたよ(苦笑)
そして残すは、東京での収録のみとなったワケであります。
つづく。
番組担当者の○○さんから、最終選考の10名に残っているとの電話連絡がありました。
そして、提出した問題案について、若干のダメ出しを受けつつ、追加問題の作成を依頼される事に。
【問題について説明しよう!】
この、クイズ対決で使われる問題。
実はオーディション申込段階から「数問の例題を作って下さい」という形で募集はかかっていたのです。
それを元にTVスタッフ側が会議で話し合った結果、その中から使用する問題を選ぶのです。
(ゴールデンで放送する内容であるため、マニア以外にもウケのいい問題にする必要がある)
さらに、問題を作る上で以下の制約がありました。
・答えが「数値」や「英数字」などになる問題はNG。
→視聴者は見ていて面白くないし「なるほど」感が無い。問題が単調になりがち。
(問題例)「カメハウスの住所は?」「セルゲームの開催日は?」「ラディッツの戦闘力は?」
「ブルマがドラゴンレーダーを直していた時の時計の時刻は?」など
・出題範囲は、原則として「原作全42巻」及び「アニメ」の範囲内であること。
ただし、大全集で補足されている設定や事象については出題の範囲内とする。
→TVゲームやカードゲーム等、他のジャンルに飛び火するとキリが無いため
・マイナーなキャラや出来事にスポットを当てた問題は使われにくい。
→作品を象徴するようなキーワードにまつわる問題の方が視聴者に伝わりやすいため。
例えば「神龍」「かめはめ波」「天下一武道会」などのキーワードが望ましい。
…という制約があったのですよ。
実際の放送を見て、「なんでもっと重箱の隅を突いたような、激ムズ問題を作らなかったのか」と思ったDBファンも多いと思います。
「作らなかった」のではなく「作ったけどTV的では無いので使われなかった」のです。
ガチ対決も大切ですが、それ以前にTV番組ってのは「ショー」=「見世物」でもあるワケですからね。
見ている人に理解しやすいもので無いといけない。そういう制約を踏まえつつ、難易度の高い問題を目指したワケです。
これがもし、マニアVSマニアのガチンコ勝負で、更にゴールデンでは無く深夜番組だったなら、問題の制約も無くもっと難しい問題になったでしょうね。
(しかし、DBを知らない視聴者は完全に置いてきぼりなので…視聴率至上主義のTV業界では企画自体難しいでしょう)
とりあえず、少年ジャンプ本誌及び劇場版アニメから、さらに問題をいくつか作成。
(原作&TVアニメは、もっと詳しい人が良問題を作ってくれればいいので)
番組担当者にメールでお送りして、続報を待つことにしました。
===【数日後】===
番組担当者から連絡が…来ちゃいました…!
本戦に出場する4名の中に選ばれてしまった、との事。マジですか。
もっと凄い猛者が多数応募してくるだろうから、どうせ予選で落ちるし。
番組に出なくて済むなら、問題だけでも使って貰おうかな…と軽い気持ちでエントリしたのが、ご覧の有様だよ!
…とかくTV局ってのは、オタクをイジる傾向にあるので。
あまりTVで姿を晒す、ってのは乗り気じゃなかったのですが…しかしながら乗りかかった船。
せっかく選んで頂けたので、番組に参加させて頂く方向で、話を進める方向にいたしました!
===【さらに数日後】===
MAXパフォーマンス用の映像を撮るため、プロデューサーのY氏とADのWさん、カメラマンさんの3名が自宅にやってくる事になりました。
TV放送では数十秒の映像ですが、実際は半日程度ガッツリ撮影されています(笑)
番組中のインサート映像で使用する、ジャンプ本誌の物撮りなんかも行っていました。
いやー、あんな黒い布一枚で、立派なインサート映像が撮れるんですね…!横から見ていて驚きです。
撮影内容は
・玄関からTVクルーがお邪魔する様子
・各部屋の様子の紹介
・グッズ収納部屋で、各種グッズの紹介
・戦いを前にしての意気込みとインタビュー
などなど。
…少しやり過ぎの演出を求められる事もありましたが、そこは「本業に支障をきたすから」とバッサリカットをお願いしました。
やはりTV局ってオタク=マイノリティ=気味が悪い、って映像を撮りたくなるんですかねぇ…。
具体的にどのような演出を求められたかは控えますが…(あんまりここで暴露して、まとめブログで拡散するのもイヤなので)
あの演出が放送されて、視聴者が丸ごとそれを信じたりすると、色々怖いなぁとか思ったりもしました。
流石に毎日フィギュアを愛でている訳もないし、自宅でガチャ何百回も回してるワケでもないですから!
※ 本放送では、部屋の紹介が主で、無難にまとまっている感があったので安心はしましたが…
東野さんたちのツッコミには、素人相手でも容赦ねぇなぁと思いましたよ(苦笑)
そして残すは、東京での収録のみとなったワケであります。
つづく。
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