【今日のDBグッズ その865】3DOREALワールド 公式マップ&ガイドブック
【今日のDBグッズ その865】
3DOREALワールド 公式マップ&ガイドブック

昔からのドラゴンボールファンでも、さすがにこのイベントを覚えている人は一握りだと思います。
なにせ「3DO REAL ワールド」でGoogle検索してもヒット数はわずかに3件。
そしてそのうちの1件は、わたくし北京ダックのサイトなのですから。
そもそも「3DO」とは何なのかというと。
1993年、まだプレイステーションやセガサターン等の高性能ゲーム機が発売される前。
松下電器(Panasonic)が仕掛けた全く新しい「マルチメディア・マシン」なのです。
・・・しかし、致命的なソフト不足と、高すぎる価格(54800円)により売上は振わず。
その後プレステ・サターンの爆発的ヒットにより1995年には撤退。
そんな「次世代ゲーム機戦争」に負けてしまった、マイナーゲームハードなのであります。

時台は今からさかのぼる事約20年前の1994年。
週刊少年ジャンプ誌上で告知されたのが「3DO REALワールド」というゲーム体験イベント!
この頃は、まだ3DOも売る気MANMANだったんですよね・・・ホロリ。

「オラたちのゲームは会場でしかプレイできねぇぞ!」
というセリフ。これは3DOでDBZの新作ゲームが出るに違いない・・・!!
そういう期待を胸に、イベントに参加して貰って来たのがこのパンフなのです。

会場マップ。
東京はHARUMIドーム21、大阪はマイドームおおさかで開催されました。
大阪・東京で合計5000組。全部で1万人の比較的大規模なイベントです。
しかし・・・参加したペキンさんになにか違和感が・・・。

体験できるゲームのリスト。
え・・・あれれ・・・??
そうです。ドラゴンボールの文字はおろか、ジャンプ漫画原作のゲームですら1本も展示されていないのです。
そしてパンフレットの最終ページ。

「ドラゴンボールZ大ゲームコーナー」
イベント用オリジナルソフトを使った、ドラゴンボールZゲーム大会です。パンチングマシンのパンチングボードを叩いて、画面上の「セル」を倒してください。強力パンチをくりだしてオリジナルのパスポートをもらおう!ただし、入場するときにもらえるスクラッチカードで当選した人だけが参加できます。
・・・イベント用オリジナルソフト・・・。
そうです。あの悟空の
「オラたちのゲームは会場でしかプレイできねぇぞ!」
という台詞は、あながち間違ってはいなかったのです。市販品じゃないんですもの。
さらに入場時に貰ったスクラッチカードで当選した人しか遊べないという。
まさに鬼畜の所業!
このゲーム目当てでイベントに参加したジャンプ愛読者&お子様が、
抽選に漏れてDBのパンチングゲームを遊べず、
そして展示されているゲームにはジャンプ漫画の姿は見えず。
・・・3DOが失敗に終わった理由がちょっとわかった気がします。
ちなみにセルのパンチングゲームは、本当にこの2会場だけで公開されただけで。
その後市販品として販売される事もありませんでした。まさに幻のゲームと言えます。
明日の更新では、そのゲームにちなんだアイテムを紹介してみます・・・!
3DOREALワールド 公式マップ&ガイドブック

昔からのドラゴンボールファンでも、さすがにこのイベントを覚えている人は一握りだと思います。
なにせ「3DO REAL ワールド」でGoogle検索してもヒット数はわずかに3件。
そしてそのうちの1件は、わたくし北京ダックのサイトなのですから。
そもそも「3DO」とは何なのかというと。
1993年、まだプレイステーションやセガサターン等の高性能ゲーム機が発売される前。
松下電器(Panasonic)が仕掛けた全く新しい「マルチメディア・マシン」なのです。
・・・しかし、致命的なソフト不足と、高すぎる価格(54800円)により売上は振わず。
その後プレステ・サターンの爆発的ヒットにより1995年には撤退。
そんな「次世代ゲーム機戦争」に負けてしまった、マイナーゲームハードなのであります。

時台は今からさかのぼる事約20年前の1994年。
週刊少年ジャンプ誌上で告知されたのが「3DO REALワールド」というゲーム体験イベント!
この頃は、まだ3DOも売る気MANMANだったんですよね・・・ホロリ。

「オラたちのゲームは会場でしかプレイできねぇぞ!」
というセリフ。これは3DOでDBZの新作ゲームが出るに違いない・・・!!
そういう期待を胸に、イベントに参加して貰って来たのがこのパンフなのです。

会場マップ。
東京はHARUMIドーム21、大阪はマイドームおおさかで開催されました。
大阪・東京で合計5000組。全部で1万人の比較的大規模なイベントです。
しかし・・・参加したペキンさんになにか違和感が・・・。

体験できるゲームのリスト。
え・・・あれれ・・・??
そうです。ドラゴンボールの文字はおろか、ジャンプ漫画原作のゲームですら1本も展示されていないのです。
そしてパンフレットの最終ページ。

「ドラゴンボールZ大ゲームコーナー」
イベント用オリジナルソフトを使った、ドラゴンボールZゲーム大会です。パンチングマシンのパンチングボードを叩いて、画面上の「セル」を倒してください。強力パンチをくりだしてオリジナルのパスポートをもらおう!ただし、入場するときにもらえるスクラッチカードで当選した人だけが参加できます。
・・・イベント用オリジナルソフト・・・。
そうです。あの悟空の
「オラたちのゲームは会場でしかプレイできねぇぞ!」
という台詞は、あながち間違ってはいなかったのです。市販品じゃないんですもの。
さらに入場時に貰ったスクラッチカードで当選した人しか遊べないという。
まさに鬼畜の所業!
このゲーム目当てでイベントに参加したジャンプ愛読者&お子様が、
抽選に漏れてDBのパンチングゲームを遊べず、
そして展示されているゲームにはジャンプ漫画の姿は見えず。
・・・3DOが失敗に終わった理由がちょっとわかった気がします。
ちなみにセルのパンチングゲームは、本当にこの2会場だけで公開されただけで。
その後市販品として販売される事もありませんでした。まさに幻のゲームと言えます。
明日の更新では、そのゲームにちなんだアイテムを紹介してみます・・・!
| DBグッズ[その他] | 17:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑