【今日のDBグッズ その618】ドラゴンボールZ ヒーローコレクション 北米版 Series 2
ドラゴンボールZ ヒーローコレクション 北米版 Series 2
メーカー:
発売日:2001年
定価:不明

日本国内では「アマダ」こと、天田印刷加工から1993~1995年にかけて発売されていた「ヒーローコレクション」。
PPカードが駄菓子屋向けが主な商品(20円引タイプ)だったのに対し、ブースターパックという形状によって全国の玩具店へと流通の幅を広げていった、天田印刷加工の出世作ともいえるシリーズだと思います。
カードダス、PPカードに比べるといまいち知名度も無く、パッとしないシリーズではありますが、ドラゴンボールZシリーズだけでも第4弾まで発売されております。

そんな「ヒーローコレクション」ですが、海外でのDBブームにのっかる形で、北米でも2001年に発売されていた模様です。
(2012.9.11訂正)
発売元は「ARTBOX」。
表記によると、「JPP/AMADA Company」とありますので、天田印刷工業の海外子会社のようです。
公式サイトありました:http://www.artboxent.com/

パッケージ袋のデザインも、ほとんど国内版と同じなのですが、よく見かける「アマダ」の文字は見えず。
国内版にはあった16枚のSPカード(銀色のエンボス加工カード)と、
3枚のダブルレーザーホロカードは含まれておらず、全84種と少なくなっております。
カードダスやPPカードが1弾あたり42枚ですから、ちょうど2倍って事ですね。

カード自体も、パッと見は国内販売版と差異が無いように見えます。
というか、日本語表記までそのまんまなんですねー。英語へのローカライズ全く無し。
・・・これ売れたんかなぁ・・・
で、元のデザインに全く手を加えていないがために、なぜかカード裏面に「アマダ」の文字が残っちゃってます。
これこそ、海外のDBファンが見たら「???」になっちゃうんじゃないでしょうか。

国内版と並べて見ました。
この、微妙な違い、わかりますかね・・・?

プリズムの形状が、カクカクしているのが国内版(カードダスコレクターの間では「角プリ」と呼ばれています)。
それに対し、光り方に丸みを帯びているのが北米版です(通称「丸プリ」)。
微妙な違いですが、コレクターにとっては結構興味のある差異じゃないでしょうか。

裏面の表記も、1994年と2001年で違っております。
こういう微妙な違いが、マニア心をくすぐるのかも知れませんねー。
| DBグッズ[カード] | 17:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。国内でも販売してたんですかー!
ARTBOXがアマダの海外子会社なのは不勉強でした。ご指摘ありがとうございます。
【今日のDBグッズ その467】で紹介した「ドラゴンボールGT ジグソークロック」にも、同じロゴの「ARTBOX」表記があるので、おそらく国内の事業部から派生した形で海外子会社が出来たのでは無いかと考えます。
>2003年に日本でアマダから発売されたZのトレーディングコレクションは、1996年に向こうで発売されたものとカードの絵柄が(スペシャルカード以外)共通でした。
出てましたねートレーディングコレクション。Zが全5弾、無印とGTが各1弾でしたっけ。
海外の標準トレカサイズでリリースされていたので、おそらく逆輸入、もしくは国内外での並行販売なのだろうなぁと思ってましたが、1996年に既に販売されていたのは初耳でした。
| 北京ダック | 2012/09/11 11:34 | URL |